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機種変更でメッセージを失わない方法

自動で移るもの、黙って移らないもの、そして古い端末を消去する前にやっておく 1 つの手順。iPhone から iPhone、そして難しいほうの iPhone から Android まで。

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機種変更は、メッセージ履歴を失う最も多いタイミングです。そしてその原因はほぼ必ず 1 つの思い込み、「移行に含まれていたはず」です。

たいていは含まれています。含まれないのはどんなときか、そして古い端末を消去する前に何をすべきかを説明します。

iPhone から iPhone へ

これはよくできています。クイックスタート(設定中に新しい端末を古い端末に近づける)でも、iCloud や Finder のバックアップからの復元でも、メッセージは移ります。

先に確認したいことが 2 つあります。

  • 「iCloud のメッセージ」を使っている場合、古い端末の同期が終わってから消去してください。設定 › ユーザ名 › iCloud › メッセージ を開き、Wi-Fi につないで時間を与えます。
  • 「iCloud のメッセージ」を使っていない場合、メッセージはバックアップの中を通って移動します。バックアップが最新かを確かめてください。3 週間前に容量不足で失敗した iCloud バックアップは、3 週間を失う典型的なパターンです。

新しい端末を開いて、その上で古い会話を実際に読むまで、古い端末を消去しないでください。 移行が「完了」と表示したときではありません。自分の目で確認したときです。

iPhone から Android へ

履歴が失われるのはここで、きれいな解決策はありません。

Google の「Android に移行」アプリや、Samsung・Pixel に内蔵された移行ツールは SMS と MMS を移します。iMessage は別問題です。 これは Apple 独自のプロトコルで、青い吹き出しの会話が Android のメッセージアプリに完全な形で移ることはありません。できると謳うツールも、たいていはテキストだけを移し、添付ファイル・リアクション・返信のつながりは落とします。

また iMessage の登録解除も必要です。そうしないと、iPhone ユーザーから自分の番号に送られたメッセージは iMessage に流れ続け、Android の端末には永久に届きません。手元に iPhone がない場合のために、Apple は登録解除ページを用意しています。

現実的には、iOS を離れるつもりで大切な会話があるなら、iPhone と Mac がまだ手元にあるうちに書き出しておいてください。移行後はずっと難しくなり、端末を消去した後はたいてい不可能です。

Android から iPhone へ

Apple の「iOS に移行」アプリは SMS と MMS を移します。WhatsApp には公式の移行手段があります。その他のメッセージアプリはまちまちで、多くは移行前にアプリ自身のバックアップを有効にしておく必要があります。

どの移行でも、その前にやること

方向がどちらであれ、古い端末がまだ動くうちにこれをやってください。

  1. ローカルバックアップを作る。 端末をコンピュータにつなぎ、クラウドだけでなくローカルにバックアップします。Mac なら Finder を開いてデバイスを選び、「今すぐバックアップ」。これは自分のディスク上のファイルであり、サブスクリプションにもアカウントにも、その端末が存在し続けることにも依存しません。
  2. 本当に大切な会話を書き出す。 すべてではありません。失ったら困るものだけです。親、パートナー、亡くなった友人、大事なことを取り決めたスレッド。
  3. その書き出しを別の場所にもコピーする。 外付けディスク、別のコンピュータ、好きなクラウドストレージ。1 か所だけならコピーとは言えません。

手順 2 は多くの人が飛ばすところで、端末の消去、アカウントの閉鎖、プラットフォームからの離脱すべてを生き延びる唯一の手順です。

ここでバックアップだけでは足りない理由

バックアップは端末を元に戻すものです。それが役目で、その役目はよく果たします。しかしバックアップを開いて会話を読むことはできません。中身はハッシュ化された名前のファイルが並ぶフォルダで、想定された使い道は端末への復元だけです。

つまり Android に移った場合、古い iPhone のバックアップには技術的にはまだ iMessage が入っているのに、復元先の iPhone がなければ読めないままです。10 年後にはこれは現実的な問題になります。

書き出したアルバムは違います。どの OS のブラウザでも開ける読めるフォルダで、添付ファイルも元の品質で入っています。どの端末を持っているかは関係ありません。

すでに移行して消去してしまった場合

次の順に確認してください。

  1. コンピュータに残る古いローカルバックアップ。 Mac では ~/Library/Application Support/MobileSync/Backup を見てください。存在自体を忘れられがちですが、デバイスバックアップに対応した書き出しツールで読めます。見つかれば助かるかもしれません。
  2. 古い Apple ID の「iCloud のメッセージ」。 そのアカウントがまだ自分のもので、同期がオンだったなら、Mac でサインインすると履歴が戻ってくることがあります。
  3. 相手。 華やかではありませんが、その会話が大切なら、相手側にはまだ残っているかもしれません。相手のスレッドのスクリーンショットでも、何もないよりはましです。

どれも駄目なら、履歴はおそらく失われています。だからこそ、移行の後ではなく前にやっておくべきなのです。

Mac で iMessage の会話を書き出す方法では、デバイスバックアップからの書き出しも含めて説明しています。